川崎市 の 小児科,アレルギー科
医療法人順啓会 くじこどもクリニック

◆私が日々の診療で大切にしていること
お子様や親御様の目線で考え診療しています。

「自分が親だったらどういう気持ちなのか」を考え、診察室ではまず、保護者さまのお話にじっくり耳を傾けます。その間、そばにいるお子さまの様子をうかがいます。

保育園、幼稚園、学校での感染症の流行状況も把握しているので、総合的な診療に役立てています。また、耳鼻咽喉科や皮膚科に行かれたほうがいいと思えばそのようにおすすめすることもあります。肺炎などの重い病気が疑われる場合は、時機を逸しないようにすぐに近隣の医療機関へ紹介するようにしています。

加えて、夜間・休日にお子さまがどういう状況になったら救急を受診したらよいかもアドバイスします。特に最近は、多くの親御様が近くに相談できる人がいない核家族のなかでの子育てで、不安を抱え込んでいらっしゃいます。病気はもちろんですが、お子様の成長度合いや反抗期への対応の仕方など、子育ての悩みをお伺いすることも多いですので、お気軽にご相談いただければと思います。

◆お子様への対応
クリニックは怖いところではないと思ってもらえるよう、スタッフ全員でお子様を和ませています。

医師・スタッフ全員が「怒らずに優しく接する」ように心掛けています。お子様が泣いても暴れても、たとえなにかをひっくり返すなどしても、怒らずに笑って場を和ませます。診察でも無理矢理抑えつけるようなことはせず、たとえば、どうしてものどを診せてくれないお子様がいても、そっと見守りながら口を開けてくれるまで待ちます。

できるだけ痛いことはしないように気を付けていますが、注射など、どうしてもやらなければならないこともあります。言葉が少しでも理解できる年齢なら「これは強くなるためだよ」「学校に上がるために必要なんだよ」などとお子様にも説明をするような配慮をしています。

◆スタッフの自慢できるところ
優しくて機転が利くスタッフにいつも助けられています。

当クリニックの自慢とも言えることは、スタッフ全員が子育て経験があり、お子様への対応や親御様のお気持ちも心得ていることです。子育ての悩みは私だけでなく、育児の先輩でもあるスタッフにも聞いていただいて構いません。実際の経験にもとづいたアドバイスなどができるかと思います。

また、当クリニックで長期間勤めている看護師及び事務員もおり、クリニック内での連携がとてもスムーズなところも自慢できるポイントだと思います。たとえば具合が悪そうなお子様がいれば優先的に診療に回したり、診察後にお母様が不安そうな様子をみせていたら、また診察室で私とお話しする場を設けたり。私が円滑に診療していけるのは、機転の利くスタッフが揃っているおかげだなと思います。

◆アットホームなクリニックを目指して
育児の悩みも気軽に相談できる「よろず相談所」として活用していただければ幸いです。

病気のことだけではなく、子育ての悩みはどんなことでも聞いていただいて構いません。お薬の飲ませ方、授乳指導、離乳食などのお悩み、そしてイヤイヤ期への対応の仕方など、小さなことと思ったり、一人で抱え込んだりしないで、相談できる場所がここにあることを思い出していただければ幸いです。

なにかお子様のことでお困りのことがあったら、「ここに来れば大丈夫！」と思ってもらえるようなクリニックになればいいなと思います。